落ち着きがない年少の娘に、何か発散できる場を作ってあげたい!そう思って始めた習い事選び。
でも実際に調べてみると、年少の習い事選びって子どもの興味や家庭の都合など考えることが多くて、意外とむずかしいですよね。
どんな習い事がうちの子に合っているんだろう?
ちゃんと楽しんで続けられるか不安…
わたしもこんな悩みを抱えていましたが、最終的に子どもが楽しみながら成長できる習い事を見つけました!
この記事では、当時の我が家の体験をもとに、年少の習い事選びで失敗しないコツや親ができるサポート方法を詳しくご紹介します。
年少の習い事はこうやって選ぶ!選び方のコツ
子どもの興味や個性をどう見極める?
習い事を楽しみながら続けていくためには、まずは子どもの興味や個性を知ることが大切!
子どもが「楽しそうにしていること」「集中していること」「よくやっている行動」を、注意深く観察してみましょう。
子ども自身も自分の「好き」に気づいていないことがあります。
家庭で簡単にできる活動を試して反応を見るなど、親がヒントを与えてあげることも重要です。
娘は「落ち着きがない」「人見知りしない」「女の子らしいものが好き」な子だったので、
体を動かせるものやお友達と関われるもの、可愛い衣装が着れるものを考えました。
習い事の候補をリストアップする方法
①目的を明確にする
体力向上ならスポーツ系、創造力を伸ばすなら芸術系、目的を明確にすることで選ぶ習い事も変わってきます。
年少なのでスキルアップを目的にしてしまうと、過度な期待やイライラへと繋がってしまう場合があるため注意しましょう。
我が家では「楽しみを見つける」が目的だったので、自分で習い事を決めることを前提にサポートをしていきました。
②生活スタイルに合わせる
無理なく通える環境を作ることも続けやすさにつながります。
送迎の負担が少ない場所や、他の家族のスケジュールと両立できる習い事を探してみましょう。
小学生になると1人で通う子もいます自宅近くの教室や送迎サービスのある教室だと安心ですよね!
我が家は自転車送迎&当時1歳の妹もいたので、真夏日や雨天時など送迎は子どもたちにも負担がかかります。
「保育園から自転車10分以内」の条件で、祝日や振替で家から行く場合のバスの時間や本数なども調べました。
重要!年少で習い事を始める前にやるべきこと
習い事を楽しむための準備
年少の習い事選びで1番重要なのは、「習い事」自体に興味を持つことです。
急に「始めるよ」と言われると、子どもも戸惑いますよね。子どもが「自分のやりたいこと」として感じられるように工夫すると、最初の一歩がスムーズです。
習い事に対する具体的なイメージや期待感を高めるには、視覚的な刺激が効果的!!!
- レッスンや発表会の様子、活動する子どもたちの姿を写真や動画で見る
- 習い事に関連する絵本を見て楽しむ
親子で一緒に見て「こんな習い事もあるよ」「体験に行ってみる?」などと声をかけることで、習い事がより身近なものになり、興味を持ちやすくなります。
初めての習い事で親ができること
親は適度な距離を保ちながら見守る姿勢を持つことがポイントです。
習い事は子どもが楽しみながら成長する貴重な場。「頑張ってね」と優しく声をかけ、あとは子ども自身が挑戦する力を信じて見届けましょう。
「できたこと」「頑張ったこと」を褒めたり一緒に喜ぶことは、子どものモチベーションも上がります。
逆に「できないこと」にも耳を傾け、「できなくても大丈夫だよ」と寄り添うことは安心感にもつながります。
子どもの話を聞くだけでも、親ができる最大のサポートと言えるでしょう。
また、習い事で使うものを一緒に買いに行くことも期待感を高めますね♩
体験レッスンはここをチェック!見るべきポイント4選
体験レッスンは、子どもがその習い事を楽しめるかどうか、親が安心して通わせられるかどうかを見極める大切な機会です。
- 子どもの表情や態度
- 先生の対応、クラス全体の秩序や雰囲気
- 他の子どもたちとの相性
- 教室の清潔さや安全性など環境が整っているか
年少の体験レッスンを5つ徹底比較!
体験レッスン①体操:すべての運動の基礎
年少〜年長のクラスでお友達と楽しそうに体験していた。先生たちも明るくて優しい印象。
人数が多いので順番待ちの時間でだらけてしまう場面もあるが、マット、縄跳び、鉄棒といろいろやるので飽きずにできそう。
体験レッスン②ダンス:リズム感と表現力
年長〜小学校低学年くらいの子が多く、みんな真剣。
1人同じくらいの歳の子がおふざけしていて、娘も一緒になってふざけてしまう場面があった。
先生も行動に対して褒めたり促したりする声掛けが少なく放置気味の様子。
いずれついていけずつまらなくなってしまいそうと不安を感じた。
体験レッスン③スイミング:丈夫な体づくり
お風呂でも顔に水がかかるのを嫌がる娘が、水慣れクラスでお友達と楽しそうだった。
進級制度があるので他の子に付いていけないこともなさそう。
少人数なのでおふざけして参加できていないということもなさそう。
体験レッスン④ピアノ:右脳の活性化と集中力
グループレッスンではなく、個人の教室へ。
先生は物静かで優しい印象。娘は先生が話している時もピアノや部屋のものを触りに行ってしまうが、先生は「いいのよ〜」と見守っていた。
レッスンとして成立していない様子が不安を感じた。弾けるようになるイメージが湧かない、、、
体験レッスン⑤バレエ:美しい姿勢と礼儀
親子ともに第一候補だったから娘も楽しみにしていた。
娘の「みてみて〜」に対して先生の対応はやや冷たく、他の子に対して少し否定的な声掛けをしていることも気になった。
入会後は保護者の観覧ができないということでより心配。
最終決定!我が家が選んだ習い事はこれ
全ての体験レッスンを終えて、改めて写真や動画で振り返りながら本人の意思を確認しました。
最初の希望とは変わり、ピアノとスイミングが気に入った娘。
初めての習い事なのでまずは1つ、親の意見も合わせて1番見ていて安心だった「スイミング」を始めることにしました。
子どもが自分の意思で習い事を選ぶことで、より積極的に取り組むようになります。
2年経った今では、小学生に混ざって25mクロールの練習をしています。
もう一つ選んでいたピアノは、年長になってから、体験の時とは別の教室に通っています。
まとめ: 年少の習い事選びで大切にしたいこと
年少の習い事選びは、子どもの興味や個性を見極め、無理なく楽しめる環境を整えることが重要です。
習い事を始める前に興味を引き出す工夫や、家族の生活スタイルに合った選択が、長く続けるポイントになります。
また、習い事を選んだ後も、親が適度に見守りながらサポートすることで、子どもの成長をさらに引き出せます。
上手くいかない日もありますが、小さな成功を積み重ねることが大切です。